額リフト
(ヒタイリフト)
Forehead Lift
加齢で深くなった額の横ジワ・眉間のしわ・眉毛下垂を改善する手術。冠状切開(伝統的)・内視鏡下(低侵襲)・テンプル(こめかみ)アプローチ・スレッドの選択肢があり、症状と希望で使い分ける。
額リフトとは
額リフト(Forehead Lift)は、加齢で深くなった額の横ジワ・眉間のしわ・眉毛下垂を改善する手術です。眉毛挙上術と一部重なりますが、額リフトは額全体の若返りを目的とした包括的なアプローチです。
術式は冠状切開(伝統的)・内視鏡下(低侵襲)・テンプル(こめかみ)アプローチ・スレッドリフトの選択肢があり、症状の程度と希望で使い分けます。フェイスリフトと組み合わせて顔全体の若返りを行うこともあります。
術式の選択肢
- 冠状切開リフト:髪生え際の中で大きく切開、しっかり挙上
- 内視鏡下リフト:3〜5箇所の小切開、低侵襲
- テンプル(こめかみ)アプローチ:限定範囲のリフト
- スレッドリフト:糸のみで挙上、軽度の効果
- ボトックス併用:表情ジワの軽減
- 骨膜下処置:効果が長期持続
施術の流れ
カウンセリングで適応・術式を相談。手術当日は静脈麻酔または全身麻酔下で2〜4時間。内視鏡下リフトは髪の中の小切開から器具を挿入し、骨膜下を剥離して持ち上げてアンカリング(固定)します。
術後経過と効果実感
術後2〜4週間は腫れ・しびれ感が続き、3ヶ月で大半が落ち着きます。6ヶ月〜1年で最終的な仕上がり。内視鏡下リフトは5〜10年程度の効果持続が期待され、加齢とともに緩やかな再発があります。
- 2週間:腫れ・内出血のピーク
- 1ヶ月:日常復帰可能
- 3ヶ月:自然な仕上がり
- 1年:最終的な完成
- 5〜10年:効果持続の目安
リスク・副作用
- 出血・血腫:術後の重大合併症
- 神経損傷:眼輪筋・前頭筋の運動神経
- 頭皮感覚低下:感覚神経損傷
- 髪の毛の薄化:切開部の毛根損傷
- 左右差:完全な対称は困難
- 挙上過剰:驚いた表情に
- 麻酔のリスク:全身麻酔の場合
費用相場
内視鏡下リフトは50〜120万円、冠状切開は40〜80万円、スレッドリフトは10〜30万円。フェイスリフトとセットでは100〜250万円規模になります。
向いている人・他の選択肢を検討すべき人
向いている人:額の深いシワが目立つ/眉毛下垂が著しい/長期持続的な改善を希望/2〜4週間のダウンタイムを取れる方。
他の選択肢を検討すべき人:軽度の症状はボトックス・HIFU・スレッドで対応可能。眼瞼への波及はあわせて眼瞼下垂手術を検討。フェイスリフトと併用すべきケースも多くあります。
額リフトは大規模な手術で、術前評価と術式選択が結果を大きく左右します。形成外科または美容外科の経験豊富な医師のもとで仕上がりイメージと術式を擦り合わせて判断することをおすすめします。