モノスレッド
(モノスレッド)

PDO Mono Thread

モノスレッドとは、時間とともに体内に吸収されるPDO(ポリジオキサノン)素材の細い糸を、単糸のまま皮膚に多数挿入する糸施術です。強い引き上げよりも、肌のハリや質感の底上げを目的に用いられることが多いとされています。

モノスレッドとは

モノスレッドとは、時間とともに体内へ吸収されるPDO(ポリジオキサノン)という素材でできた細い糸を、突起(コグ)のない単糸のまま皮膚へ多数挿入する糸施術です。スレッドリフトの一種ですが、コグ糸のような物理的な強い引き上げを主目的とするのではなく、糸を格子状に敷くことで肌のハリや弾力の底上げをねらう点が特徴とされています。挿入した糸は数か月かけて吸収され、その過程で組織がコラーゲンを産生する反応が促されると考えられています。細かなたるみやハリ不足が気になり、自然な変化を求める方の選択肢の一つとして取り入れられています。

期待される効果

  • 肌のハリ感や弾力の底上げが期待されます
  • 細かなたるみやゆるみへの働きかけが期待されます
  • 毛穴やきめなど肌質の変化につながると考えられています
  • コグ糸に比べ、負担が比較的少ないとされています
  • 自然な仕上がりを求める人に向くと考えられています

施術の流れ

施術ではまずカウンセリングで気になる部位や希望を確認し、挿入する範囲と本数の目安を決めます。麻酔クリーム局所麻酔で痛みに配慮したうえで、細い針状の器具を用いてPDOの糸を真皮層へ格子状に挿入していきます。挿入本数は目的や部位によって幅があり、範囲が広いほど本数も増える傾向があります。施術時間は比較的短めのことが多く、施術後はその場で状態を確認して終了します。腫れや内出血の程度を見ながら、日常生活への戻り方の説明を受ける流れが一般的です。

施術後のケアと効果実感の目安

施術後は挿入部位への刺激を控え、糸が落ち着くまで丁寧に過ごすことが大切です。一般的な経過の目安は次のとおりです。

  • 施術当日〜数日:内出血やチクチク感が出やすく、強い刺激やマッサージを避ける時期
  • 1〜2週間:違和感が徐々に和らぎ、肌が落ち着いてくる時期
  • 1か月以降:コラーゲン産生を通じたハリ感の変化を感じやすくなるとされる時期

施術後しばらくは、大きく口を開ける動作や強いマッサージ、うつ伏せ寝などを控えるよう案内されることがあります。強い痛みや腫れが長引く、糸が飛び出すといった場合は、自己判断せず施術先に相談しましょう。効果の感じ方には個人差があるため、焦らず経過を見守る姿勢が大切です。

リスク・副作用

  • 挿入部位に内出血や腫れが生じることがあります
  • チクチクとした違和感やつっぱり感がしばらく残る場合があります
  • まれに糸が皮膚表面に露出することがあります
  • 左右で仕上がりに差が出ることがあります
  • まれに感染や、部分的な凹凸が生じる可能性があります
  • 効果の程度や持続には個人差があります

費用相場

モノスレッドの費用は、1回あたり数万円から10万円程度が一つの目安です。挿入する本数や範囲によって料金が変わり、本数が多いほど、また範囲が広いほど費用は上がる傾向があります。まとまった本数をセットにしたプランが用意されている場合もあります。

費用比較の留意点として、料金だけでなく1回あたりの挿入本数を含めて比較するとよいでしょう。本数が少なければ単価が安く見えても、目的に届かないこともあります。持続の目安や追加施術の要否も含め、事前のカウンセリングで費用と内容の両面を確認しておくと安心です。

向いている人・向いていない人

  • 肌のハリや弾力の底上げを求める人に向いています
  • 強い引き上げより自然な変化を望む人に適しています
  • 細かなたるみやゆるみが気になり始めた人に向いています
  • 負担の少ない糸施術を検討したい人に向いています
  • はっきりとした引き上げを望む人には、他の施術が向く場合があります

モノスレッドは肌のハリを内側から支える選択肢ですが、適した本数や部位、期待できる変化には個人差があります。自分の悩みに合うかどうかは自己判断が難しいため、経験豊富な医師に希望を伝えながら相談し、コグ糸や他の施術との違いも含めて検討することをおすすめします。

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