眉毛挙上術
(ビモウキョジョウジュツ)
Brow Lift
加齢で下がった眉毛を挙上する手術。額の前頭筋・腱膜を引き上げて目元の印象を若返らせる。直接挙上術・冠状切開・内視鏡下リフト・スレッドリフトなど複数の術式があり、症状で使い分ける。
眉毛挙上術とは
眉毛挙上術(Brow Lift)は、加齢で下がった眉毛を挙上する手術です。額の前頭筋・腱膜を引き上げて目元の印象を若返らせることが目的で、複数の術式があります。
術式は直接挙上術(眉毛上切開)・冠状切開リフト・内視鏡下リフト・スレッドリフト・ボトックス眉リフトと多彩で、加齢の進行度・希望の挙上量・ダウンタイムの許容範囲で使い分けます。
術式の選択肢
- 直接挙上術:眉毛上を切開して皮膚切除(精度高い)
- 冠状切開リフト:髪の毛の中切開で皮膚切除(しっかり挙上)
- 内視鏡下リフト:小切開で内視鏡操作(低侵襲)
- スレッドリフト:糸で挙上(ダウンタイム短)
- ボトックス眉リフト:注射のみで軽度の挙上
- 上眼瞼形成併用:余剰皮膚切除と組み合わせ
施術の流れ
初回はカウンセリングでデザイン・術式を相談。手術当日は局所麻酔(または静脈麻酔)下で1〜3時間。直接挙上術は眉毛の生え際の眉毛中で皮膚を切除し縫合。内視鏡下は数か所の小切開で器具を挿入し処置します。
術後経過と効果実感
術後1〜2週間は腫れ・内出血が続き、抜糸を経て徐々に整います。3〜6ヶ月で自然な仕上がり。直接挙上は長期持続、内視鏡下は5〜10年、スレッドは1〜3年が目安です。
- 1〜2週間:腫れ・内出血のピーク、抜糸
- 1ヶ月:腫れがほぼ消失
- 3〜6ヶ月:自然な仕上がり
- 長期:術式によりリフト効果持続
リスク・副作用
- 出血・血腫:術後の腫れ
- 左右差:完全な対称は技術的に困難
- 眉位置の不自然さ:挙上過剰での驚いた表情
- 神経損傷:稀に運動・感覚神経障害
- 瘢痕形成:眉毛上切開でのライン
- 感染症:抗生剤で予防
- 修正困難:過剰切除後の戻し
費用相場
直接挙上術は15〜40万円、内視鏡下リフトは40〜100万円、スレッドリフトは10〜30万円、ボトックス眉リフトは2〜5万円。クリニック選びでは形成外科・美容外科の専門医在籍と症例数を確認しましょう。
向いている人・他の選択肢を検討すべき人
向いている人:眉毛位置の下垂が明確/額のシワが深い/目の上のたるみで視野が狭い/メイクで眉位置を高く描く必要がある方。
他の選択肢を検討すべき人:軽度の下垂はボトックスやHIFUで対応可能。たるみが眼瞼にも及ぶ場合は眼瞼下垂手術が必要なケースも。複合的な顔のたるみはフェイスリフトを検討します。
眉毛挙上術はデザインと術式選択が結果を大きく左右します。形成外科または美容外科の経験豊富な医師のもとで仕上がりイメージと術式を擦り合わせて判断することをおすすめします。