プラズマIQ
(プラズマアイキュー)
Plasma IQ
プラズマIQは、空気中の窒素をイオン化して生み出すプラズマアークを利用する美容医療機器です。皮膚表面に微細な点状の刺激を加えることで、まぶたや小じわなどのケアを目的に用いられます。メスを使わない引き締めアプローチとして注目される施術です。
プラズマIQとは
プラズマIQとは、空気中の窒素をイオン化して発生させるプラズマアークを応用した美容医療機器です。専用のチップを皮膚に近づけると、放電によって微細な熱エネルギーが点状に加わり、表層をごく浅く蒸散させます。この刺激をきっかけに皮膚が引き締まる反応と、創傷治癒の過程による組織の再構築が促されると考えられています。メスを用いずにまぶたのもたつきや小じわへアプローチできる点が特徴で、外科手術に抵抗がある方の選択肢のひとつとして知られています。針を用いるダーマペンとは異なり、プラズマの放電によって作用する仕組みです。
期待される効果
- 上まぶたのもたつきやたるみ感へのアプローチ
- 目元・口元など細かな部位の小じわのケア
- 肌表面のハリ感やキメの整いの実感
- イボや小さな盛り上がりの目立ちにくさへの働きかけ
- メスを使わずに引き締めを目指せる選択肢
これらの効果には個人差があり、肌質や状態によって実感の程度は変わります。期待できる範囲についてはカウンセリングで確認しておくとよいでしょう。
施術の流れ
はじめにカウンセリングで悩みや希望を共有し、施術範囲を決定します。次に対象部位のメイクや汚れを落とし、痛みを和らげるため表面麻酔のクリームを塗布して時間をおきます。麻酔が効いたら、専用チップを皮膚に近づけてプラズマを点状に照射していきます。照射部には小さな点状の跡が残り、施術時間は範囲にもよりますが10分〜30分程度が目安です。施術後は冷却や鎮静のケアを行い、ホームケアの説明を受けてから帰宅となります。複数回に分けて行う場合もあります。
施術後のケアと効果実感の目安
施術後は照射部に点状のかさぶたが生じ、数日かけて自然に脱落していきます。無理に剥がさず、こすらないよう注意して過ごすことが大切です。経過の目安は次のとおりです。
- 当日〜3日目:赤みや腫れ、点状のかさぶたが目立ちやすい時期
- 4日目〜1週間:かさぶたが少しずつ脱落し、ピンク色の新しい肌が現れる
- 2週間〜1か月:肌の色味が落ち着き、ハリ感の変化を感じ始める方も
- 1か月以降:組織の再構築が進み、徐々に引き締まりを実感する段階
効果の実感には個人差があり、数か月〜1年程度持続するとされますが、加齢とともに変化するため、状態に応じた定期的なメンテナンスを検討するとよいでしょう。日焼け対策と保湿の継続も大切です。
リスク・副作用
- 施術後の赤み・腫れ・ヒリつき
- 点状のかさぶたと、脱落後の一時的な色味の変化
- 炎症後色素沈着(特に日焼けした肌や色素の濃い肌で起こりやすい)
- まれに瘢痕やくぼみが残る可能性
- 照射部の感染やかゆみ
- 麻酔クリームによるかぶれやアレルギー反応
これらのリスクは体質や肌状態、アフターケアの状況によって生じ方が変わります。気になる症状が続く場合は、自己判断せず施術を受けたクリニックへ相談することをおすすめします。
費用相場
プラズマIQの費用は1部位あたり2万〜8万円程度が目安です。上まぶた両側、目尻、口元など範囲が広がるほど料金は上がり、複数部位をまとめると総額が大きくなる傾向があります。推奨される回数は悩みの程度によって異なり、数週間〜数か月の間隔で複数回行うケースもあります。
費用比較の留意点として、表示価格に麻酔代やアフターケア用品、再診料が含まれるかはクリニックごとに異なります。料金だけで選ぶのではなく、施術範囲や使用機器、医師の経験、保証内容を含めて総合的に比較することが大切です。事前に総額の見積もりを確認しておくとよいでしょう。
向いている人・向いていない人
- 向いている人:メスを使わずに目元のもたつきや小じわをケアしたい方
- 向いている人:ダウンタイムを許容でき、段階的な変化を希望する方
- 向いている人:外科手術には抵抗があるが引き締めを目指したい方
- 向いていない人:施術前後に強い日焼けの予定がある方
- 向いていない人:ケロイド体質や色素沈着が生じやすい方
- 向いていない人:妊娠中・授乳中の方や、照射部に感染症がある方
自分の肌質や悩みに適しているかは、見た目だけでは判断が難しいものです。施術を検討する際は、経験豊富な医師のカウンセリングを受け、リスクや代替手段も含めてよく相談したうえで決めることをおすすめします。