抜糸
(バッシ)

Suture Removal

抜糸は、傷を縫い合わせた糸を医療機関で取り除く処置です。実施する時期は傷の部位や治り方によって異なります。通常の傷の抜糸と、二重埋没法の糸を除去する処置は分けて考えます。

抜糸とは何をする処置か

手術やけがの傷を閉じるために使った糸のうち、取り除く必要がある糸を外す処置です。糸の種類と縫った場所によっては通常の抜糸を予定しない場合もあるため、退院時に「抜糸が必要か」を確認します。

抜糸はいつ受ける?

英国NHSの患者向け資料でも、抜糸の時期は担当医から指示を受けると説明されています。顔なら必ず何日目、という日数だけで予約を変更したり、自分で糸を抜いたりしないでください。[資料:英国NHS病院]

予約日が分からない、予定日に受診できない、他院で抜糸したい場合は、手術した医療機関に連絡します。抜糸の予定日と、仕事や運動を再開してよい日は別に確認しましょう。

二重埋没法の糸の除去との違い

二重埋没法でまぶたの内側に留めた糸を取り除く相談も、「抜糸」と呼ばれることがあります。これは傷の治癒に合わせた定期的な抜糸とは目的が異なります。二重の修正や糸による症状の相談では、いつ、どの術式で受けたかを伝え、除去が必要か、別の処置を伴うかを診察で確認します。

痛みや傷の変化があるとき

傷の赤みや腫れが増す、強く痛む、傷が開く、膿が出る場合は、予約日を待たず医療機関に相談してください。糸が予定より早く外れた場合も連絡が必要です。[資料:英国NHS病院]

抜糸に不安がある場合は事前に伝えます。傷の状態を確認してから処置するため、強い痛みを「抜糸前だから普通」と自己判断して放置しないことが大切です。

洗顔・メイク・運動はいつから?

抜糸が終わったことだけを、すべての生活制限がなくなる合図にはしません。傷を濡らしてよい時期、テープや被覆材の扱い、メイクをしてよい範囲、運動の再開をそれぞれ確認します。術後の生活と傷のケアは、退院前に聞いておきたい事項としてNHSも挙げています。[資料:英国NHS]

スケジュールの整理にはダウンタイムの記事も参考にしてください。

予約と費用で確認すること

  • 手術料金に抜糸・診察・創部のケアが含まれるか
  • 他院で受ける場合、紹介状や手術内容の資料が必要か
  • 処置後の受診予定と、傷の異常時の連絡先

参考資料と更新内容

2026年9月12日更新:通常の抜糸と埋没糸の除去を区別し、一律の日数や自己判断での術後ケアの案内を見直しました。 編集部による資料確認であり、医師による監修・診断を示すものではありません。