フェイスリフト手術
(フェイスリフト)
Facelift (Rhytidectomy)
フェイスリフトは、顔や首のたるみに対し、皮膚やその下の組織を外科的に調整する手術です。糸リフトや照射治療とは方法・負担が異なります。切開範囲、傷跡、神経障害などのリスクと回復期間を確認します。
どの部位を手術するかで内容が変わる
頬・下顔面・首など、希望する範囲と実際に処置する範囲を分けて確認します。「フェイスリフト」という名称だけで同じ手術を意味するわけではありません。皮膚だけか深い組織も扱うか、耳周囲や生え際のどこに傷ができるかを説明してもらいましょう。
糸や照射と比べるときの考え方
手術では余った皮膚や組織の位置を扱いますが、糸や照射にはそれぞれ異なる目的と限界があります。変化の大きさだけで順位を付けず、希望する部位、休める期間、手術を受けない選択肢も含めて相談します。シミ・肌の質感やすべてのしわを一度に治す手術とは考えないでください。
傷跡以外にも知っておきたいリスク
ASPSは、出血、感染、顔面神経への影響、感覚の変化、創傷治癒の問題、皮膚障害、左右差などを挙げています。麻酔や血栓に関わる問題も含め、自分の既往歴や併用する手術によって何が変わるかを確認します。
[資料:米国形成外科学会(ASPS):Facelift Risks and Safety]
仕事復帰と最終的な仕上がりは別
手術後には創部のケア、薬、活動制限、診察の予定が必要です。仕事へ戻れる日と、腫れや傷跡が落ち着く時期は分けて確認しましょう。ASPSも、担当医から具体的なケア方法と再診の指示を受けることを案内しています。
相談前に確認したいこと
- 切開する場所と処置する組織・範囲はどこか
- 血腫や神経症状が疑われる場合の受診先はどこか
- 麻酔・入院・再診・修正に関する費用は含まれるか
関連する用語
参考資料・更新履歴
2026年9月12日更新:手術範囲、照射や糸との違い、合併症と術後管理を整理しました。 編集・資料照合:整形ラボ編集部。医師による監修・診断を示すものではありません。