人中短縮(詳細)
(ジンチュウタンシュク)
Lip Lift
人中短縮は、鼻の下と上唇のあいだの距離(人中)を切開によって縮める輪郭形成の施術です。間延びした印象を整え、上唇のボリューム感や口元の若々しさを引き出す効果が期待されます。仕上がりには個人差があります。
人中短縮(詳細)とは
人中短縮とは、鼻の下と上唇のあいだの距離である「人中」を、切開と縫合によって縦に縮める輪郭形成の施術です。人中が長いと、顔が間延びして見えたり、口元が下がった印象になりやすいといわれます。本施術では鼻の付け根付近の皮膚を一部切除し、上唇を引き上げることで、口元のバランスを整えます。同時に上唇が外側へめくれ、赤唇が立体的に見えやすくなる傾向があります。口角挙上術と組み合わせて検討されることもあります。仕上がりには骨格や皮膚の状態による個人差があります。
期待される効果
- 鼻下から上唇までの距離が短くなり、口元が引き締まった印象になることが期待されます
- 上唇が引き上げられ、赤唇のボリューム感が増したように見えやすくなります
- 顔全体の間延び感がやわらぎ、若々しい印象につながる場合があります
- 笑った際に上の歯が自然に見えやすくなることがあります
- 効果の感じ方には個人差があり、骨格や皮膚の状態に左右されます
施術の流れ
まずカウンセリングで人中の長さや骨格、上唇の形状を確認し、切除する皮膚の幅をデザインします。施術当日は局所麻酔を行い、鼻の付け根に沿うラインで皮膚を切除します。切開ラインは鼻孔の縁に沿わせ、傷跡が目立ちにくいよう配慮するのが一般的です。皮膚を引き上げて縫合し、人中を短縮します。施術時間はおおむね30分〜1時間程度が目安です。抜糸はおおむね5〜7日後に行われます。具体的なデザインや麻酔方法はクリニックによって異なります。
施術後のケアと効果実感の目安
術後は鼻下に腫れや内出血が出やすく、傷口の保護やテーピング指示に沿ったケアが大切です。傷を濡らさない、強くこすらないなど、医師の説明に沿って過ごすことをおすすめします。効果実感までの目安は以下のとおりです。
- 術後〜3日:腫れや内出血のピーク。安静に過ごす時期です
- 5〜7日:抜糸の目安。腫れが少しずつ落ち着きます
- 2〜4週間:傷の赤みが徐々にやわらぎ、形が馴染んできます
- 3〜6カ月:傷跡が白く目立ちにくくなり、最終的な仕上がりに近づきます
傷跡が落ち着くまでには数カ月を要することが多く、経過には個人差があります。紫外線対策や保湿といったセルフケアを続けることが、傷の状態を整えるうえで役立つと考えられます。
リスク・副作用
- 腫れや内出血が一定期間続くことがあります
- 切開部に傷跡の赤みや段差、ひきつれが残る場合があります
- 左右差や、思い描いた仕上がりとの差が生じることがあります
- 感染や縫合部の開きが起こる可能性があります
- 瘢痕(はんこん)が目立つ形で残るリスクがあります
- 短縮しすぎによる不自然な印象や、後戻りを感じる場合があります
- 麻酔に伴うアレルギー反応や体調変化が生じることがあります
費用相場
人中短縮の費用相場は、おおよそ20万〜45万円前後が目安です。切開のデザインや麻酔の種類、医師の技術料などによって料金は幅があります。デザインを工夫した術式や、追加の処置を組み合わせる場合は費用が上がる傾向があります。
費用比較の留意点として、表示価格に麻酔代やアフターケア費、抜糸の費用が含まれているかは事前に確認しておくとよいでしょう。料金の安さだけで選ぶのではなく、デザインの方針やアフターフォローの体制、修正対応の有無もあわせて比較することが大切です。総額の見積もりを提示してもらい、内訳を理解したうえで検討することをおすすめします。
向いている人・向いていない人
- 人中の長さが気になり、口元の間延び感を整えたい方に向いています
- 注入治療では物足りず、形態的な変化を希望する方に検討されます
- 傷跡やダウンタイムが許容できない方には向きにくい施術です
- 皮膚の状態や持病により、切開が難しいと判断される場合があります
- 妊娠中や体調が不安定な方は時期を慎重に検討する必要があります
人中短縮は、骨格や皮膚の状態によって適した切除幅やデザインが異なります。仕上がりやリスクの感じ方にも個人差があるため、自己判断で決めず、カウンセリングで十分に説明を受けることが大切です。傷跡やダウンタイムへの不安がある場合も含め、経験豊富な医師との相談を重ねたうえで検討することをおすすめします。