埋没法の抜糸
(マイボツホウノバッシ)

Buried Suture Removal

埋没法の抜糸とは、二重まぶたを形成する埋没法で留めた糸を取り除く施術です。元の状態に戻したい場合や、トラブルが生じた際に検討されます。糸の位置や埋没からの経過によって難易度が変わるため、経験豊富な医師による診察が大切とされています。

埋没法の抜糸とは

埋没法の抜糸とは、二重まぶたをつくるために埋め込んだ糸を取り除く施術です。二重埋没法では極細の糸でまぶたを留めますが、ラインの位置を変えたい、元のまぶたに戻したい、糸による違和感が気になるといった理由から抜糸が検討されます。また、糸の露出や感染などのトラブルへの対応として行われる場合もあります。糸の埋め込み位置や留め方、施術からの経過期間によって取り出しやすさは異なり、難易度には個人差があります。まぶたという繊細な部位を扱うため、丁寧な診察と慎重な処置が求められる施術です。

期待される効果

  • 埋没による二重ラインの固定を解除し、まぶたの状態をリセットできることが期待されます
  • 糸による異物感やつっぱり感などの違和感が和らぐ可能性があります
  • ラインの修正や再手術を行う前の準備として活用できると考えられます
  • 糸の露出や食い込みといったトラブルへの対応につながる場合があります
  • 仕上がりの感じ方には個人差があり、まぶたの状態によって結果は異なります

施術の流れ

まずカウンセリングでまぶたの状態を確認し、糸のおおよその位置を診察します。施術当日は局所麻酔を行い、痛みを抑えた状態で処置を進めます。糸の留め方に応じて、まぶたの皮膚側または結膜側を小さく切開し、埋め込まれた糸を探して取り出します。複数の糸が留められている場合は、必要に応じて順に摘出していきます。糸の位置が深い場合や癒着がある場合は、確認に時間がかかることもあります。摘出後は切開部を整え、処置を終えます。施術時間は片目あたり数十分程度が一つの目安とされますが、状態により前後します。

施術後のケアと効果実感の目安

施術後はまぶたに腫れや内出血が出ることがあり、こうした症状はダウンタイムとして徐々に落ち着いていく傾向があります。回復のペースには個人差がありますが、おおよその目安は以下のとおりです。

  • 当日〜2日目:腫れや内出血が出やすく、冷却などのケアがすすめられる時期
  • 3日目〜1週間:腫れが徐々に引き、内出血の色も薄れていくことが多い時期
  • 1〜2週間以降:まぶたの状態が落ち着き、仕上がりを確認しやすくなる時期

術後しばらくは強くこすらず、まぶたへの刺激を避けて過ごすことが大切です。経過に不安がある場合や腫れが長引く場合は、自己判断せず施術を受けたクリニックへ相談しておくとよいでしょう。定期的な経過観察を受けることで、安心して回復を待ちやすくなります。

リスク・副作用

  • 腫れやむくみが一定期間続くことがあります
  • 内出血により、まぶたに青あざのような変色が生じる場合があります
  • 左右で回復の差や仕上がりの差が出ることがあります
  • 糸の位置が確認しづらく、一部の糸が残ってしまう可能性があります
  • まれに切開部からの感染が起こることがあります
  • 処置部に瘢痕や色素沈着が残る場合があります
  • 症状の程度には個人差があり、回復までの期間も人によって異なります

費用相場

埋没法の抜糸の費用は、片目で2万〜5万円前後、両目で4万〜10万円前後が一つの目安とされています。糸の本数や埋め込みの深さ、施術の難易度によって料金が変わることが一般的です。他院で受けた埋没法の抜糸の場合は、追加費用が設定されているクリニックもあります。

費用比較の留意点として、表示価格が片目か両目か、麻酔代や再診料が含まれるかを事前に確認しておくと安心です。料金の安さだけで判断するのではなく、診察の丁寧さや医師の説明、アフターフォローの体制も含めて総合的に比較検討することがすすめられます。見積もりの内訳をよく確認しておくとよいでしょう。

向いている人・向いていない人

  • 向いている人:埋没法のラインを変更・修正したい人、元のまぶたに戻したい人
  • 向いている人:糸による違和感やトラブルが気になり、対応を希望する人
  • 向いている人:再手術の前にまぶたの状態をリセットしておきたい人
  • 向いていない人:まぶたに炎症や感染が起きている時期にある人
  • 向いていない人:抜糸後の見た目の変化に不安が大きく、十分に納得できていない人

埋没法の抜糸は、糸の状態やまぶたの状況によって難易度や仕上がりが変わる施術です。自分に適しているかどうかを見極めるためにも、まずはカウンセリングで医師に相談し、リスクや費用について十分な説明を受けることをおすすめします。経験豊富な医師のもとで納得したうえで進めることが大切です。

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