腹壁形成術
(フクヘキケイセイジュツ)

Tummy Tuck

お腹のたるんだ余剰皮膚・脂肪を切除し、腹直筋離開を縫合修復する大規模な手術。産後の体型修正・大幅減量後の余剰皮膚処理に有効。脂肪吸引より侵襲的だが効果は最大級。

腹壁形成術とは

腹壁形成術(Tummy Tuck / Abdominoplasty)は、お腹のたるんだ余剰皮膚・脂肪を切除し、腹直筋離開を縫合修復する大規模な手術です。産後の体型修正・大幅減量後の余剰皮膚処理に有効で、脂肪吸引より侵襲的ですが効果は最大級です。

欧米ではマミーメイクオーバーとして豊胸・脂肪吸引と組み合わせる代表施術。日本では限定的ですが、産後の体型回復に悩む方や大幅減量後の皮膚たるみに悩む方の選択肢として広がっています。

期待される効果

  • お腹のたるんだ皮膚の解消
  • 腹直筋離開(産後)の修復
  • くびれの形成
  • サイズダウン
  • 長期持続的な体型改善

術式のバリエーション

  • 標準腹壁形成術:恥骨上の切開、皮膚・脂肪切除+筋膜縫合
  • ミニ腹壁形成術:下腹部のみの限定範囲
  • 拡大腹壁形成術:側腹部まで切開を拡大
  • 腹直筋プリケーション併用:筋膜の中央縫合
  • 脂肪吸引併用:効率的な体型整え
  • マミーメイクオーバー:豊胸も同時施行

施術と経過

全身麻酔下で3〜6時間の手術。下着で隠れる位置(恥骨上)を横切開し、皮膚と脂肪を持ち上げて筋膜を縫合修復、余剰皮膚を切除して縫合します。4〜6週間のダウンタイムを経て3ヶ月で日常復帰、6ヶ月で自然な仕上がりに。

  • 4〜6週間:腫れ・内出血のダウンタイム
  • 3ヶ月:日常生活完全復帰
  • 6ヶ月〜1年:自然な仕上がり
  • 長期:傷跡は徐々に薄化
  • 長期持続:体重維持で効果維持

リスク・副作用

  • 出血・血腫:術後の重大合併症
  • 感染症:抗生剤で予防
  • 皮膚壊死:稀だが重大
  • 瘢痕:恥骨上の横長瘢痕(隠れる位置)
  • 血栓塞栓症:長時間手術リスク
  • 麻酔のリスク:全身麻酔の合併症
  • 感覚低下:下腹部のしびれ

費用相場

80〜250万円。ミニ腹壁形成術は80〜120万円、標準は150〜200万円、マミーメイクオーバー(豊胸込み)は200〜400万円規模になります。

向いている人・他の選択肢を検討すべき人

向いている人:産後のお腹のたるみ・腹直筋離開/大幅減量後の余剰皮膚/脂肪吸引では対応できない皮膚たるみ/4〜6週間のダウンタイム取れる方。

他の選択肢を検討すべき人:軽度〜中等度ならお腹の脂肪吸引。皮膚たるみが軽度ならHIFUHIFEM・脂肪溶解で対応可能。妊娠予定がある方は出産後に検討。

腹壁形成術は大規模な手術で、リスクも高い反面、効果は最大級です。形成外科または美容外科の経験豊富な医師のもとで適応評価とリスク説明を丁寧に受けて判断することをおすすめします。

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