リップアートメイク
(リップアートメイク)
Lip Tattoo / Lip Blush
リップアートメイクは、唇に色素を入れて色味を調整する医療行為です。唇の形を切除したりボリュームを増やしたりする施術とは異なります。色素が残る可能性や、感染・アレルギー・除去の難しさを確認します。
唇の色味と、形・厚さの違い
色素による見え方の調整と、唇そのものの厚さや構造を変える処置は別です。希望する色、元の唇の色、左右差を相談し、施術直後と定着後の見え方が同じとは限らないことを確認します。使用する色素の製品名や管理方法も質問してください。
日本では医療行為として扱われる
厚生労働省は、リップ等の化粧に代替する装飾を皮膚へ色素で描く行為を含め、アートメイクの医行為該当性を示しています。「タトゥー」「メイク」など呼び方だけで扱いが変わるわけではありません。医療機関と医療従事者の体制を確認します。
[資料:厚生労働省:美容所等におけるアートメイク施術について]
数年たてば完全に消える?
色が薄くなることと、色素が完全に消えることは同じではありません。FDAは永久メイクの除去には複数回の治療や費用を要し、傷跡なく完全に除去できない場合があると説明しています。将来の色の好みの変化も含めて検討し、安易に「やり直せる」と考えないでください。
[資料:FDA:Tattoos and Permanent Makeup Fact Sheet]
感染・アレルギーなどのデメリット
色素や器具に関連する感染、アレルギー、しこりや瘢痕などが報告されています。既往歴と使用する製品に応じた説明を受け、腫れ・痛みなどの異常時の受診方法を確認します。MRI検査を受けるときは、アートメイクがあることを検査担当者へ伝えます。
[資料:FDA:Tattoos and Permanent Makeup Fact Sheet]
相談前に確認したいこと
- 実施する医療機関と施術者・診察の体制は確認できるか
- 色素が残ることや修正・除去の限界を理解したか
- 追加の施術、診察、合併症の治療の費用はどうなるか
関連する用語
参考資料・更新履歴
2026年9月12日更新:数年で消えるという一律の説明を改め、医行為の位置づけと色素除去の限界を追加しました。 編集・資料照合:整形ラボ編集部。医師による監修・診断を示すものではありません。