二重あごの糸
(フタエアゴノイト)
Double Chin Thread Lift
二重あごの糸とは、あご下にとけるタイプの糸を挿入し、たるみの引き上げと脂肪のもたつき改善を図る施術です。メスを使わないため負担が比較的少なく、フェイスラインをすっきりと見せたい方に選ばれています。効果には個人差があります。
二重あごの糸とは
二重あごの糸とは、あご下のたるみやもたつきに対して、とけるタイプの糸を皮下へ挿入し、フェイスラインの引き締めを図る施術です。メスを使わないため、切開を伴う手術と比べて身体への負担が比較的少ないとされます。挿入された糸が組織を物理的に引き上げると同時に、肌のコラーゲン産生をうながすことで、ハリ感のサポートも期待されます。あご下のもたつきが気になる方や、輪郭をすっきりと見せたい方に選ばれている施術ですが、効果の現れ方には個人差があります。顔全体のたるみが気になる場合は糸リフトとあわせて検討されることもあります。
期待される効果
- あご下のたるみやもたつきの引き締めサポート
- フェイスラインの輪郭を明確に見せる効果
- 糸の刺激によるコラーゲン産生のうながしと肌のハリ感の向上
- 横顔のシルエットをすっきり見せる印象づくり
- 切開を避けたい方への負担の少ない選択肢
施術の流れ
はじめにカウンセリングを行い、あご下のたるみの状態や希望するフェイスラインを確認します。次に施術部位を消毒し、痛みをやわらげるために局所麻酔を行います。麻酔が効いたことを確認したうえで、細い針やカニューレを用いて、とける糸をあご下の皮下に挿入していきます。挿入する糸の本数や方向は、たるみの程度や仕上がりの希望に応じて調整されます。糸を引き上げて位置を整えたのち、挿入部を確認して施術は終了です。施術時間は本数にもよりますが、おおむね20〜40分程度が目安とされます。
施術後のケアと効果実感の目安
施術直後はあご下に腫れや軽い痛み、引きつれ感が出ることがあります。当日は強い飲酒や激しい運動、長時間の入浴を控え、患部を圧迫しすぎないよう過ごすことがすすめられます。効果の実感には個人差があり、おおよその目安は次のとおりです。
- 施術直後〜数日:引き上げ感を感じやすいが、腫れや内出血が出る場合がある
- 1〜2週間:腫れや違和感が落ち着き、輪郭がなじみはじめる
- 1〜2か月:コラーゲン産生のうながしによるハリ感を実感しやすくなる
効果の持続には限りがあるため、状態を維持したい場合は数か月から1年程度の間隔でメンテナンス施術を検討する方もいます。経過には個人差があるため、気になる症状が続く場合は施術を受けたクリニックへ相談しておくとよいでしょう。
リスク・副作用
- 挿入部周辺の腫れや内出血、赤みが出る場合があります
- 施術後にしばらく痛みや違和感、引きつれ感が残ることがあります
- 仕上がりに左右差やひきつれが生じる可能性があります
- まれに挿入部から感染を起こすことがあります
- 糸が皮膚表面に近づき、露出やしこりとして触れる場合があります
- 期待した引き上げ効果が十分に得られないことがあり、効果の現れ方には個人差があります
費用相場
二重あごの糸の費用は、使用する糸の種類や本数によって幅があります。一般的には1本あたり約5,000〜20,000円が目安とされ、あご下に必要な本数を加味すると、総額でおおむね10万〜30万円程度になることが多いようです。糸の素材やトゲ(コグ)の有無、クリニックの方針によっても価格は変動します。
費用比較の留意点として、表示価格が1本単位か総額かはクリニックごとに異なります。麻酔代やアフターケア費用が別途かかる場合もあるため、料金だけで判断せず、含まれる内容を事前に確認しておくとよいでしょう。極端に安い料金のみを基準にせず、施術内容や医師の経験を含めて総合的に検討することがすすめられます。
向いている人・向いていない人
- 向いている人:あご下の軽度〜中等度のたるみが気になる方
- 向いている人:切開を伴う手術を避けたい方
- 向いている人:ダウンタイムを比較的短めに抑えたい方
- 向いていない人:脂肪の量が非常に多く、糸だけでは改善が難しい方
- 向いていない人:皮膚の感染症や持病がある方、妊娠中の方
二重あごのもたつきは、たるみと脂肪のどちらが主な原因かによって適した施術が異なります。糸による方法が自分に合うかどうかは自己判断が難しいため、経験豊富な医師によるカウンセリングを受け、状態や希望に応じた施術内容を相談することをおすすめします。