アグネス(Agnes RF)
(アグネスアールエフ)
Agnes RF
韓国Gowoonsesang社が開発した極細針RF機器。先端だけ絶縁されていない特殊ニードルで脂腺や脂肪に局所的に高周波熱を加え、ニキビ再発予防・目袋治療・部分痩身などに用いられる。
アグネス(Agnes RF)とは
アグネス(Agnes RF)は、韓国Gowoonsesang社が開発した絶縁マイクロニードル方式の高周波(RF)機器です。針の側面が絶縁されており、先端からのみRF熱を放出するため、皮脂腺・脂肪細胞などのターゲット組織を選択的に変性させることができます。
もともとは慢性ニキビの治療を目的に開発された機器で、炎症を起こしやすい皮脂腺そのものを縮小させることで再発予防を目指します。日本では目袋(下まぶたの脂肪)の縮小や、小鼻の脂腺肥大の治療にも応用されています。ポテンツァなどの面状ニードルRFが「肌全体の改善」を狙うのに対し、アグネスはピンポイント治療に特化しています。
期待される効果
施術の流れ
カウンセリングで適応を確認し、洗顔後に表面麻酔または局所麻酔を行います。ターゲットとなる皮脂腺・脂肪・組織に専用ニードルを刺入し、先端からRFエネルギーを照射します。所要時間は範囲によって15〜45分程度で、施術後はクーリングと鎮静を行います。1回でも変化が出ますが、ニキビや脂腺治療では1〜3ヶ月間隔で2〜4回のコースが一般的です。
施術後のケアと効果実感の目安
当日は患部に強い摩擦を加えず、保湿と紫外線対策を徹底します。かさぶたは無理に剥がさず自然剥離を待つことが大切で、剥離前にメイクを重ねたり擦ったりすると色素沈着の原因になり得ます。サウナ・長湯・激しい運動は数日間控え、ニキビ治療では原因菌の再増殖を防ぐ生活指導も併走します。
- 当日:赤み・小さな腫れ、強い摩擦を避ける
- 2〜3日:かさぶた化が進む
- 1〜2週間:かさぶたが自然剥離
- 1ヶ月:ニキビ再発の頻度や脂腺の状態に変化
- 2〜3回コース後:症状の落ち着きが安定しやすい
1〜3ヶ月ごとに2〜4回のコースを組み、症状再燃時に追加治療を行うのが一般的な流れです。目袋治療では1回でも変化が出ますが、適応外の脂肪量や瞼の状態によっては外科的治療を併用するため、医師の判断で段階的に進めることが安全につながります。
リスク・副作用
- 赤み・腫れ:3〜7日続くことがある
- かさぶた・点状の痕:1〜2週間で剥離
- 色素沈着:紫外線対策不足や肌質によって発生
- 熱傷・瘢痕:出力やテクニック次第で稀に発生
- 神経損傷・しびれ:神経走行部で稀に
- 目袋治療での出血・凹み:適応外症例で起こり得る
- 感染:清潔操作下でも稀に発生し得る
費用相場
治療部位と範囲によって幅があり、ニキビ局所治療は1回3〜8万円、目袋治療は1回10〜15万円程度が一般的な相場です。コース契約での割引や、再診時の継続治療プランを設けるクリニックも多くあります。
目袋治療や慢性ニキビ治療では、再治療の規定やアフターフォロー費まで含めて確認しましょう。提示価格が安くても複数回必要になるケースがあるため、トータルでの治療計画と総額を医師と擦り合わせて判断することが大切です。
アグネスRFが向いている人・向いていない人
向いている人:抗生剤や塗り薬で治らない慢性ニキビに悩む/目袋を切らずに改善したい/小鼻の毛穴・脂腺肥大が気になる/部分的な脂肪減少を狙いたい方。
向いていない人:体内にペースメーカーや金属がある/ケロイド体質/妊娠中・授乳中/施術部位に活動性の感染や重度の炎症がある方。
アグネスRFは目袋など繊細な部位を扱うこともあり、適応判断とテクニックが結果に直結します。十分な実績と症例数を持つ経験豊富な医師のもとで、カウンセリングを通じてリスクと期待値を擦り合わせたうえで判断してください。