切らない目尻
(キラナイメジリ)
Non-Incision Lateral Canthoplasty
切らない目尻とは、メスを使わず糸や器具を用いて目尻側の印象を整える施術の総称です。皮膚を切開しないためダウンタイムが比較的短く、目を横方向に大きく見せたい方の選択肢として注目されています。仕上がりには個人差があります。
切らない目尻とは
切らない目尻とは、メスによる皮膚切開を行わず、糸や専用の器具を用いて目尻側の印象を整える施術の総称です。皮膚を大きく切らないため、切開法と比べてダウンタイムが比較的短い傾向にあるとされています。目を横方向に大きく見せたい方や、つり目・たれ目といった目元のニュアンスを調整したい方の選択肢のひとつとして用いられています。目尻切開のように皮膚を切る方法に抵抗がある方が検討するケースもあります。仕上がりには個人差があり、希望する形にどの程度近づくかは目元の構造によって異なります。
期待される効果
- 目尻側のラインを横方向に広げたような印象づけ
- つり目・たれ目といった目元のニュアンス調整
- 目元の左右差をやわらげる印象の調整
- 切開を伴わないため、比較的短いダウンタイムが期待される点
- 後戻りが起きた場合でも比較的元に戻しやすいとされる点
これらの効果には個人差があり、もともとの目の形や皮膚の状態によって感じ方は異なります。すべての方が同じ仕上がりになるわけではない点に留意が必要です。
施術の流れ
はじめにカウンセリングを行い、目元の状態や希望するイメージを確認します。デザインの相談を経て、目尻側に局所麻酔を行い痛みをやわらげた状態で施術を進めます。糸を用いる方法では、目尻側の組織を細い糸で固定し、目の外側の形状を整えていきます。器具を用いる方法では、専用の機器で目尻側にアプローチします。施術時間はおおむね20分〜40分程度が目安とされ、内容によって前後します。施術後はその日のうちに帰宅できる場合が多いとされていますが、腫れの程度には個人差があります。詳しい流れは事前に医師へ確認しておくとよいでしょう。
施術後のケアと効果実感の目安
施術直後は目尻側に腫れや内出血が出ることがあり、目元を強くこすらないよう注意が必要です。メイクや洗顔のタイミングはクリニックの指示に従い、安静を心がけることが望まれます。効果実感の目安は、おおまかに以下のように推移するとされていますが、経過には個人差があります。
- 施術当日〜3日目:腫れや内出血が出やすい時期
- 1週間前後:腫れが落ち着き始める方が多い時期
- 2週間〜1か月:徐々に自然な印象になじんでくる時期
- 1か月以降:仕上がりの状態を確認しやすい時期
仕上がりの維持には個人差があり、時間の経過とともに後戻りを感じる場合もあります。気になる変化があるときは自己判断で対処せず、施術を受けたクリニックへ相談することをおすすめします。定期的なメンテナンスを検討する方もいます。
リスク・副作用
- 腫れ・むくみ(数日〜1週間程度続くことがあります)
- 内出血・あざ(時間の経過とともに軽快することが多いとされます)
- 左右差(目元の形に差が生じる場合があります)
- 糸のゆるみや後戻り(時間の経過で効果を感じにくくなる場合があります)
- 感染(赤みや痛みが強い場合は受診が必要です)
- 異物感・違和感(糸を用いる方法で生じる場合があります)
- 希望と異なる仕上がりになる可能性
これらのリスクの程度には個人差があります。体質や既往歴によって注意すべき点が異なるため、不安な点は事前に医師へ確認しておくとよいでしょう。
費用相場
切らない目尻の費用は、両目でおおむね10万円〜30万円程度が目安とされています。用いる方法や糸の本数、クリニックの料金体系によって幅があります。自由診療のため料金は各クリニックで異なり、麻酔代やアフターケア費用が別途必要になる場合もあります。
費用比較の留意点として、表示価格だけで判断せず、料金に含まれる範囲を確認することが大切です。極端に安い料金を強調するケースもありますが、施術内容やアフターフォローの体制、医師の経験は価格だけでは判断できません。総額やメンテナンス費用も含めて比較検討するとよいでしょう。
向いている人・向いていない人
- 向いている人:皮膚の切開に抵抗があり、比較的短いダウンタイムを希望する方
- 向いている人:目尻側の印象を調整したいと考えている方
- 向いている人:まずは元に戻しやすい方法から試したい方
- 向いていない人:目元に炎症や感染がある方
- 向いていない人:大きく目の形を変えることを強く希望する方
- 向いていない人:糸アレルギーなど体質上の懸念がある方
自分に合った方法かどうかは、目元の構造や希望する仕上がりによって変わります。切開を伴う二重切開法など他の選択肢との違いも含めて理解しておくと判断しやすくなります。施術を検討する際は、経験豊富な医師によるカウンセリングを受け、メリットとリスクの両方を十分に確認したうえで判断することをおすすめします。