プロテーゼ入れ替え
(プロテーゼイレカエ)
Prosthesis Replacement
既存のプロテーゼを取り出し、同時に新しいプロテーゼ(形・素材・サイズの変更を含む)に入れ替える手術。
プロテーゼ入れ替えとは
プロテーゼ入れ替えは、既存のプロテーゼを抜去し、新しいプロテーゼに入れ替える手術です。位置ずれ・形状不満・素材変更・サイズ調整などの理由で行われます。
シリコンからゴアテックスへ、I型からオーダーメイドへ、といった素材・形状の変更にも対応します。
作用機序
鼻の中から既存プロテーゼを抜去し、被膜の状態を確認します。癒着や石灰化があれば適宜処理し、新しいプロテーゼ用のポケットを作り直します。
新しいプロテーゼは鼻の形に合わせて削り、ずれや段差が出ないよう密着させて挿入・固定します。被膜内の感染がある場合は同時入れ替えを避け、抜去のみにとどめます。
期待される効果
- プロテーゼの位置・形の修正
- 素材変更(シリコン⇄ゴアテックス)
- サイズの最適化
- オーダーメイドへの変更
- 輪郭の透けの解消
- 鼻筋ラインの再デザイン
- 耳介軟骨追加による鼻先補強の同時施術
術式・施術の選択肢
- 素材変更:シリコン⇄ゴアテックス
- 形状変更:既製品→オーダーメイド
- I型化:L型からI型への変更
- 自家組織への切替:プロテーゼ→自家軟骨
施術の流れ
リスク・副作用・ダウンタイム
- 鼻筋の段差
- 被膜内の癒着・石灰化
- 感染(同時入れ替えできず再手術が必要なケース)
- 位置ずれ
- 左右差
- 抜去のみに変更が必要になる可能性
- 修正困難
プロテーゼ抜去のみとの違い
プロテーゼを取り出すだけか、新しいものを入れるかで方向性が異なります。
- プロテーゼ入れ替え:新しいプロテーゼで鼻筋の高さを維持
- プロテーゼ抜去:取り出して自然な鼻に戻す
鼻筋の高さを維持しつつ問題点を解消したい場合は入れ替え、鼻整形をやめたい場合や感染が強い場合は抜去のみが選ばれます。
こんな方に向いている施術
- 現在のプロテーゼの位置・形に不満がある方
- 素材変更を希望する方(シリコン⇄ゴアテックス)
- L型からI型への変更を希望する方
- 輪郭の透けを解消したい方
- オーダーメイドへの切替を希望する方
ただし、これらに当てはまる場合でも、最終的な適応判断は医師の診察を経て行われます。自己判断ではなく、専門医のカウンセリングで自身に適しているかを確認することが重要です。
経験豊富な医師に相談を
プロテーゼ入れ替えは、抜去と新規挿入を同時に行う技術と、感染リスクの見極めが重要な手術です。プロテーゼ手術の経験が豊富な医師のもとで相談することが大切です。施術の適応・術式・リスクは一人ひとりの状態で異なります。カウンセリングで自分の状態・希望・ダウンタイムの許容度まで含めて十分に相談したうえで判断することが、納得のいく結果につながります。