脱脂+脂肪注入
(ダッシプラスシボウチュウニュウ)
Fat Removal & Fat Grafting
脱脂+脂肪注入は、下眼瞼のふくらみの原因となる眼窩脂肪を取り除き、その下にできるくぼみや溝へ脂肪を補う複合的な目元治療です。ふくらみとくぼみの両方にアプローチし、目の下のバランスを整えることを目指します。
脱脂+脂肪注入とは
脱脂+脂肪注入とは、目の下のふくらみの原因となる眼窩脂肪を取り除く「脱脂」と、その下にできるくぼみや溝へ自分の脂肪を補う「脂肪注入」を組み合わせた目元の複合治療です。目の下は加齢とともに脂肪が前へ突出してふくらみ、その下に影やくぼみができてクマのように見えやすくなります。脱脂だけでは段差が残ったり、かえってくぼみが目立つ場合があるため、両方の処置を併用して全体のなだらかさを整えることを目指します。仕上がりには個人差があり、下眼瞼脱脂単独との違いをカウンセリングで確認しておくとよいでしょう。
期待される効果
- 目の下のふくらみ(眼窩脂肪の突出)の軽減
- くぼみや溝への脂肪補充による段差のなだらか化
- 影が和らぐことによるクマの目立ちにくさ
- 頬と目の下の境目の自然なつながり
- 若々しく疲れにくい印象づくりのサポート
施術の流れ
はじめにカウンセリングで目の下の状態やふくらみ・くぼみのバランスを確認し、デザインを決めます。施術当日はまぶたの裏側(結膜側)から麻酔を行い、経結膜的に余分な眼窩脂肪を摘出します。続いて太ももや腹部など目立ちにくい部位から脂肪を少量採取し、不純物を除く精製を経て、目の下のくぼみやゴルゴラインへ細い針で注入します。注入量は注意深く調整し、入れすぎを避けながら左右のバランスを整えていきます。所要時間の目安は1時間前後で、表側に大きな傷をつくらない方法が選ばれることが多い処置です。
施術後のケアと効果実感の目安
施術後は目元の腫れや内出血が出やすく、しばらくは安静を心がけ、強い飲酒や激しい運動、長時間の入浴は控えめにするとよいでしょう。冷やすタイミングや過ごし方は医師の指示に従うことが大切です。回復と効果実感のおおまかな目安は次のとおりで、経過には個人差があります。
- 施術直後〜数日:腫れ・内出血のピーク。むくみで膨らんで見えることも
- 1〜2週間:内出血が薄れ、見た目が落ち着いてくる時期
- 1〜3か月:注入脂肪の生着が進み、仕上がりが安定しやすい時期
注入した脂肪は一部が吸収されるため、定着量には個人差があります。経過を見て追加注入を検討する場合もあるので、定期的な診察で状態を確認しておくと安心です。
リスク・副作用
- 内出血や腫れ、むくみがしばらく残ることがあります
- 注入脂肪の生着には個人差があり、吸収によるくぼみの再発が起こる場合があります
- 左右差や、注入部位のしこり・凹凸が生じることがあります
- 脱脂のしすぎによるくぼみ、取り残しによるふくらみの残存の可能性があります
- 感染や、まれに血腫・神経の一時的な違和感が起こることがあります
- 仕上がりの感じ方には個人差があり、修正を要する場合があります
費用相場
費用の目安は30万〜60万円程度で、脱脂単独より高めに設定される傾向があります。脂肪採取の部位や注入量、麻酔の種類、医師の技術料などによって幅が出ます。麻酔代やアフターケア、追加注入の費用が別途かかる場合もあります。
費用比較の留意点として、表示価格が脱脂のみか脂肪注入を含む総額か、麻酔やアフターケアが込みかは医院ごとに異なります。料金の安さだけで選ばず、施術範囲や保証内容、修正対応の有無まで含めて比較検討することをおすすめします。事前の見積もりで内訳を確認しておくとよいでしょう。
向いている人・向いていない人
- 向いている人:目の下のふくらみとくぼみ・段差の両方が気になる方
- 向いている人:脱脂だけではくぼみが目立ちそうと指摘された方
- 向いている人:表側に傷をつくらない方法を希望する方
- 向いていない人:ふくらみのみ、またはくぼみのみが主な悩みの方
- 向いていない人:皮膚のたるみが強く、別の処置が適すると判断される方
- 向いていない人:強い出血傾向や持病で施術が難しいと判断される方
脱脂+脂肪注入が自分の目元の悩みに合うかは、ふくらみとくぼみのバランスや皮膚の状態によって変わります。仕上がりや適応には個人差があるため、自己判断で決めず、経験豊富な医師のカウンセリングで適応とリスクをよく相談したうえで検討することをおすすめします。