バッカルファット+リフト
(バッカルファットプラスリフト)

Buccal Fat Removal with Lift

バッカルファット+リフトは、頬の深部脂肪を除去するバッカルファット除去と、たるみを引き上げるリフト施術を組み合わせた複合治療です。脂肪量とたるみの両面から小顔・若返りにアプローチする方法として注目されています。

バッカルファット+リフトとは

バッカルファット+リフトとは、頬の深部にある脂肪(バッカルファット)を除去する施術と、たるんだ組織を引き上げるリフト施術を組み合わせた複合的なアプローチです。加齢にともない頬の脂肪は下垂し、フェイスラインのもたつきや影の原因となることがあります。脂肪量の軽減だけでは引き上げが不足し、リフトだけでは余分なボリュームが残ることがあるため、両者を併用して中顔面から輪郭にかけて立体的に整えることをめざします。脂肪と弛緩の両面に同時にアプローチできる点が特徴とされ、バッカルファット除去単独や糸リフト単独では届きにくい変化を期待する方に検討される施術です。仕上がりには個人差があります。

期待される効果

  • 頬深部の脂肪軽減による中顔面のもたつき改善が期待されます
  • たるみの引き上げによるフェイスラインの引き締め効果が見込まれます
  • もたつきによってできる影の目立ちにくさが期待されます
  • 脂肪量と弛緩の両面からの輪郭調整がめざせます
  • 横顔・斜め顔のすっきりとした印象づくりが期待されます(効果には個人差があります)

施術の流れ

まずカウンセリングで脂肪量やたるみの程度、骨格バランスを確認し、除去量と引き上げ範囲を設計します。施術当日は局所麻酔静脈麻酔を用いたうえで、口腔内の小切開からバッカルファットを丁寧に取り出します。続いて糸リフトSMAS層へのアプローチによってたるんだ組織を引き上げ、輪郭を整えます。脂肪除去部分は口の中の傷のため外から見えにくく、リフト部分は使用する糸や手技によって所要時間が変わります。施術全体はおおむね60〜120分程度が目安で、終了後は止血や腫れの確認を行ってから帰宅となります。設計内容や麻酔方法はクリニックや個々の状態によって異なります。

施術後のケアと効果実感の目安

施術後は腫れや内出血、口腔内のつっぱり感が生じやすく、過ごし方に配慮が必要です。処方された薬がある場合は指示にしたがって服用し、激しい運動や飲酒、長時間の入浴はしばらく控えるとよいでしょう。経過の目安は以下のとおりです。

  • 当日〜3日:腫れや内出血がピークになりやすい時期
  • 1週間前後:腫れが徐々に引き、口腔内の傷も落ち着いてくる頃
  • 2〜4週間:むくみがやわらぎ、輪郭の変化を感じやすくなる時期
  • 1〜3か月:組織が安定し、最終的な仕上がりに近づく時期(個人差があります)

効果の実感やもちには個人差があり、生活習慣や加齢の進み方によっても変わります。長く良好な状態を保つためには、定期的な経過観察や必要に応じたメンテナンスを医師と相談しながら続けていくとよいでしょう。気になる症状が続く場合は自己判断せず、施術を受けたクリニックへ相談しておくとよいでしょう。

リスク・副作用

  • 腫れ・むくみ:施術後しばらく続くことがあります
  • 内出血:頬や口元に青あざが生じる場合があります
  • 左右差:仕上がりに左右のバランスの差が出ることがあります
  • こけすぎ・過度なボリューム減少:脂肪を取りすぎると将来的に頬がこけて見えることがあります
  • 神経や感覚の一時的な麻痺感:口元や頬にしびれを感じる場合があります
  • 感染・血腫:口腔内操作にともない生じる可能性があります
  • 糸の露出やひきつれ:リフトに用いた糸に起因することがあります

これらのリスクの程度には個人差があり、体質や施術内容によっても異なります。気になる症状があらわれた場合は、早めに医師へ相談しておくとよいでしょう。

費用相場

バッカルファット+リフトの費用相場は、組み合わせる施術内容によって幅があり、おおむね30万〜80万円前後が一つの目安とされています。バッカルファット除去のみの場合よりも、リフトを併用する分だけ費用が加算される傾向があります。糸リフトの本数や使用する糸の種類、麻酔の方法によっても総額は変動します。多くは自由診療となるため、保険は適用されない点に留意が必要です。

費用比較の留意点として、料金だけで判断せず、含まれる施術範囲やアフターケア、麻酔費用、再診料の有無まで確認しておくとよいでしょう。表示価格が安く見えても、別途オプション費用が加わるケースもあります。極端に低い料金を強調する情報には注意し、施術内容と費用の対応関係を総合的に比較検討することが大切です。詳細は各クリニックのカウンセリングで確認しておくとよいでしょう。

向いている人・向いていない人

  • 向いている人:頬の脂肪によるもたつきとたるみの両方が気になる方
  • 向いている人:中顔面から輪郭にかけて立体的に整えたい方
  • 向いている人:脂肪除去やリフト単独では変化が不足すると感じる方
  • 向いていない人:もともと頬の脂肪が少なく、こけが目立ちやすい方
  • 向いていない人:将来的な加齢で頬がこけるリスクを避けたい方
  • 向いていない人:重い持病があり外科的施術に不安がある方

向き不向きは骨格や脂肪量、たるみの程度、年齢などによって異なり、自己判断が難しい施術です。脂肪を取りすぎると将来的な印象に影響することもあるため、デザインは慎重に検討する必要があります。施術を検討する際は、カウンセリングで十分に説明を受け、経験豊富な医師とよく相談しながら自分に合った方法を選んでいくことをおすすめします。

用語を検索