テオシアルRHA
(テオシアルアールエイチエー)
Teosyal RHA
テオシアルRHAは、スイス・テオクシン社が開発したヒアルロン酸製剤シリーズです。動的な表情に追従しやすい弾力性を重視した設計が特徴で、表情ジワが気になる部位や、自然な仕上がりを求める方への注入治療として用いられることが多い製剤です。
テオシアルRHAとは
テオシアルRHAは、スイスのテオクシン社が開発したヒアルロン酸製剤シリーズです。RHAは「Resilient Hyaluronic Acid(弾力のあるヒアルロン酸)」を意味し、表情の動きに追従しやすい柔軟性を重視して設計されている点が特徴とされます。一般的なヒアルロン酸製剤と同様に、シワの目立ちにくさのサポートやボリューム補整を目的とした注入治療に用いられます。製剤は柔らかいタイプからしっかりしたタイプまで複数の種類があり、注入する部位や目的に応じて使い分けられるのが一般的です。表情がよく動く部位でも、なじみやすい仕上がりが期待される製剤として注目されています。
期待される効果
- ほうれい線や口元など、表情ジワの目立ちにくさのサポート
- 頬やフェイスラインのボリューム補整による立体感の調整
- 表情の動きになじみやすく、自然な仕上がりが期待されること
- 唇や目元など、繊細な部位へのやわらかな注入対応
- 製剤の種類を使い分けることで、部位ごとの調整がしやすいこと
効果の感じ方には個人差があります。仕上がりのイメージは、事前に医師とよく共有しておくとよいでしょう。
施術の流れ
まずはカウンセリングで悩みや希望を共有し、注入する部位・製剤の種類・おおよその本数を医師と相談して決めていきます。施術当日は、まず洗顔とメイク落としを行い、注入部位を清潔にします。痛みが気になる場合は、表面麻酔クリームなどを併用することが一般的です。準備が整ったら、医師が細い針やカニューレを用いて、計画した部位にヒアルロン酸を少しずつ注入していきます。注入後は形を整えながら左右のバランスを確認し、必要に応じて微調整を加えます。施術時間は部位や本数にもよりますが、おおむね15〜30分程度が目安です。仕上がりを鏡で確認し、当日の注意点の説明を受けて終了となります。
施術後のケアと効果実感の目安
注入直後は、赤みや腫れ、内出血が出ることがあります。多くは時間の経過とともに落ち着いていくとされますが、症状の出方には個人差があります。当日は強くこすったり、長時間の入浴・激しい運動・飲酒は控えておくと安心です。
- 当日〜数日:赤み・腫れ・内出血が出やすい時期。冷やすなどして安静に
- 1週間前後:腫れが落ち着き、仕上がりが安定してくる目安
- 数カ月後:徐々にヒアルロン酸が吸収され、変化を感じやすくなる時期
効果の持続には個人差がありますが、状態を保ちたい場合は、医師と相談のうえで定期的なメンテナンス注入を検討する方も少なくありません。次回のタイミングは、仕上がりの変化を見ながら医師と一緒に決めていくとよいでしょう。
リスク・副作用
- 注入部位の赤み・腫れ・熱感などの一時的な反応
- 針による内出血(青あざ)が生じること
- 注入量や部位によっては、しこりや凹凸を感じる場合があること
- アレルギー反応や、まれに感染が起こる可能性
- 血管内へ誤って注入された場合の血流障害など、まれな重篤合併症のリスク
- 仕上がりの左右差や、イメージとの差を感じる場合があること
気になる症状が長引く場合や、強い痛み・皮膚の色の変化などが見られる場合は、自己判断せず早めに施術を受けた医療機関へ相談しておくとよいでしょう。
費用相場
テオシアルRHAの費用は、1本(1mL)あたりおおむね6万〜10万円前後が目安とされます。製剤の種類や注入する部位、必要な本数によって総額は変動します。複数部位を同時に行う場合や、本数が増える場合は、その分費用も上がる傾向があります。
費用比較の留意点として、料金の安さだけで判断するのは慎重に考えたいところです。製剤の種類、医師の技術や経験、アフターフォローの体制、カウンセリングの丁寧さなども含めて総合的に検討するとよいでしょう。また、表示価格に麻酔代や再診料が含まれるかはクリニックによって異なるため、総額がいくらになるのかを事前に確認しておくと安心です。
向いている人・向いていない人
- 向いている人:表情の動きになじむ自然な仕上がりを求める方
- 向いている人:メスを使わず、シワやボリュームの悩みにアプローチしたい方
- 向いている人:ダウンタイムをできるだけ抑えたい方
- 向いていない人:注入部位に炎症や感染がある方
- 向いていない人:妊娠中・授乳中の方や、ヒアルロン酸にアレルギーのある方
- 向いていない人:効果の保証や永続的な変化を期待する方
テオシアルRHAが自分に合っているかどうかは、肌の状態や悩み、希望する仕上がりによって変わります。製剤の特性やリスクを正しく理解したうえで判断するためにも、まずは経験豊富な医師のカウンセリングを受け、納得できるまで相談することをおすすめします。