顎下脂肪溶解注射
(アゴシタシボウヨウカイチュウシャ)
Submental Fat Dissolving Injection
顎の下(二重あご)に薬剤を注射して脂肪を分解・減少させる、切らない小顔・フェイスライン治療。
顎下脂肪溶解注射とは
顎下脂肪溶解注射は、顎の下(二重あご)の皮下脂肪に脂肪を分解する薬剤を注射し、脂肪を減らしてフェイスラインを整える「切らない」治療です。顎下脂肪吸引に比べてダウンタイムが軽いのが特徴です。
一般的な脂肪溶解注射を顎下に応用したもので、ダウンタイムを抑えたい方や、軽度〜中等度の二重あごに向きます。
作用機序
注射した薬剤が脂肪細胞の膜に作用して脂肪を分解し、分解された脂肪は時間をかけて体外へ排出されます。脂肪細胞そのものが減るため、リバウンドしにくいとされます。
1回で大きく減るわけではなく、数週間あけて複数回繰り返すことで段階的に変化します。範囲や脂肪量に応じて回数を設計します。
期待される効果
- 二重あごの軽減
- フェイスラインのすっきり感
- 顎下のもたつきの改善
- 切らずに小顔ラインへ
- ダウンタイムが比較的軽い
- 部分的な脂肪減少
術式・施術の選択肢
- デオキシコール酸系:脂肪分解の代表薬剤
- その他の脂肪溶解製剤:腫れの程度が異なる
- 複数回コース:段階的に減量
- HIFU・脱脂との併用:たるみも考慮
施術の流れ
- カウンセリング・顎下の脂肪量評価
- 必要に応じ麻酔クリーム
- 顎下へ複数点に注射(10〜20分)
- クーリング・経過説明
- 数週間あけて次回(複数回)
リスク・副作用・ダウンタイム
- 腫れ・痛み・赤み(数日〜1週間)
- 内出血
- しこり・硬さ
- 左右差
- 神経への影響(まれ)
- 効果の個人差・複数回が必要
顎下脂肪吸引との違い
二重あごの脂肪治療は、切るか注射かで効果とダウンタイムが異なります。
- 脂肪溶解注射:注射で徐々に減量/ダウンタイム軽い・複数回必要
- 顎下脂肪吸引:脂肪を吸引で除去/1回で効果大・ダウンタイム長い
ダウンタイムを抑えて少しずつ整えたいなら注射、しっかり一度に減らしたいなら脂肪吸引が向きます。脂肪量やたるみの程度で選択します。
こんな方に向いている施術
- 軽度〜中等度の二重あごが気になる方
- 切る治療に抵抗がある方
- ダウンタイムを抑えたい方
- フェイスラインをすっきりさせたい方
- 部分的に脂肪を減らしたい方
ただし、これらに当てはまる場合でも、最終的な適応判断は医師の診察を経て行われます。自己判断ではなく、専門医のカウンセリングで自身に適しているかを確認することが重要です。
経験豊富な医師に相談を
顎下脂肪溶解注射は、注射部位や薬剤・回数の設計が効果と安全性を左右します。顎下治療の経験が豊富な医師のもとで、脂肪量やたるみの状態を含めて相談することが大切です。施術の適応・術式・リスクは一人ひとりの状態で異なります。カウンセリングで自分の状態・希望・ダウンタイムの許容度まで含めて十分に相談したうえで判断することが、納得のいく結果につながります。