レスチレンキスXC
(レスチレンキスエックスシー)

Restylane Kysse XC

レスチレンキスXCは、唇のボリュームや輪郭づくりを目的とした、リップ専用に設計されたヒアルロン酸製剤です。柔らかい使用感と自然な仕上がりが特徴とされ、笑ったときの動きにもなじみやすいとされています。個人差はありますが、ナチュラルな唇づくりを希望する方に検討されることが多い製剤です。

レスチレンキスXCとは

レスチレンキスXCは、唇のボリュームづくりや輪郭の調整を目的に開発された、リップ専用のヒアルロン酸製剤です。スウェーデン発のレスチレンシリーズの一つで、柔軟性の高いゲルが特徴とされています。一般的なヒアルロン酸製剤のなかでも、唇の繊細な動きになじみやすいよう設計されている点が知られています。局所麻酔薬リドカインを含む「XC」タイプであり、施術中の不快感の軽減にも配慮されています。自然な質感を希望する方に検討されることが多い製剤です。

期待される効果

  • 唇全体のボリュームアップによる、ふっくらとした印象づくり
  • 上唇・下唇のバランスや輪郭の明確化
  • 唇の縦じわが目立ちにくくなることへの期待
  • 口角まわりの印象の調整
  • 笑ったときの動きになじみやすい、自然な仕上がりへの期待

効果のあらわれ方には個人差があり、もともとの唇の形状や注入量によって仕上がりは異なります。

施術の流れ

施術はまずカウンセリングから始まり、希望する唇の形やボリューム、注入量について医師と相談します。次に唇まわりを清潔にし、必要に応じて表面麻酔ブロック麻酔で痛みをやわらげます。製剤にはリドカインが含まれているため、注入時の不快感の軽減も図られています。その後、医師が細い針やカニューレを用いて、唇の適切な層に少しずつヒアルロン酸を注入し、左右のバランスを確認しながら形を整えます。施術時間はおおむね15〜30分程度が目安です。仕上がりを鏡で確認し、アフターケアの説明を受けて終了となります。

施術後のケアと効果実感の目安

施術直後は唇に腫れやむくみ、内出血が生じることがあり、形が安定するまでには数日から1〜2週間ほどかかる場合があります。腫れが落ち着くにつれて、より自然な仕上がりへと変化していくのが一般的です。施術当日は飲酒・激しい運動・長時間の入浴など血行を促す行為を控えると、腫れや内出血が軽減しやすいとされています。

  • 施術直後〜数日:腫れやむくみが出やすい時期
  • 1週間前後:腫れが落ち着き、形が安定してくる目安
  • 2週間以降:自然な質感を実感しやすくなる時期

効果の持続には個人差がありますが、おおむね半年〜1年程度が目安とされます。ボリュームを保ちたい場合は、医師と相談のうえで定期的なメンテナンス注入を検討するとよいでしょう。

リスク・副作用

  • 注入部位の腫れ・むくみ・赤み
  • 内出血や、針による一時的な痛み
  • 唇の左右差や、形の不自然さが生じる可能性
  • しこりや凹凸、ヒアルロン酸の偏り
  • アレルギー反応や、まれに感染が起こる可能性
  • 血管内への誤注入による血流障害(皮膚壊死など重篤な合併症)のリスク

これらのリスクを抑えるためには、唇まわりの血管や解剖に精通した医師のもとで施術を受けることが大切です。気になる症状が続く場合は、早めに施術を受けたクリニックへ相談しておくとよいでしょう。

費用相場

レスチレンキスXCの費用は、1本(1ml)あたりおおむね5万円〜9万円前後が一つの目安とされます。注入量はおおよそ0.5〜1本程度が用いられることが多く、希望するボリュームや唇の状態によって必要量は変わります。メンテナンスの頻度としては、効果の持続を踏まえて半年〜1年に一度程度が検討されるケースが一般的です。

費用比較の留意点として、料金は製剤の使用量・クリニックの方針・麻酔やアフターケアの有無によって変動します。表示価格が1本単位なのか部位単位なのか、追加注入時の費用はどうなるのかなど、総額の内訳を事前に確認しておくとよいでしょう。価格の安さだけでなく、医師の経験やカウンセリングの丁寧さも含めて総合的に判断することがすすめられます。

向いている人・向いていない人

  • 向いている人:自然な範囲で唇のボリュームや輪郭を整えたい方
  • 向いている人:メスを使わず、ダウンタイムを抑えた施術を希望する方
  • 向いている人:将来的に元の状態に戻せる可能性のある施術を望む方
  • 向いていない人:唇まわりに炎症や感染、皮膚トラブルがある方
  • 向いていない人:ヒアルロン酸やリドカインにアレルギーのある方
  • 向いていない人:妊娠中・授乳中の方や、持病で医師に注意を受けている方

レスチレンキスXCは比較的取り入れやすい唇の施術とされますが、仕上がりやリスクには個人差があります。自分に適した製剤や注入量を見極めるためにも、まずは経験豊富な医師によるカウンセリングを受け、十分に相談したうえで検討することをおすすめします。

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