オフィスホワイトニング
(オフィスホワイトニング)
Office Whitening
歯科医院で高濃度(30〜35%)の過酸化水素薬剤と光触媒を使用して即効性のある歯の明度向上を狙うホワイトニング方式。1〜3回の通院で結果が現れやすい。
オフィスホワイトニングとは
オフィスホワイトニングは、歯科医院で高濃度(30〜35%)の過酸化水素薬剤と光触媒(LED・レーザー)を組み合わせて行うホワイトニング方式です。短時間で結果を実感しやすい即効性が最大の特徴で、1〜3回の通院でカラーチャート上の明度向上を実感する方が多いです。
ホワイトニング3方式のうち、施術スピード重視の選択肢に位置づけられます。「結婚式や撮影の前に一気に白くしたい」「短期間で効果を実感したい」というニーズに応じる方式で、ホームホワイトニングと組み合わせるデュアルホワイトニングでは結果の安定性が高まります。
期待される効果
- 1回あたり1〜3シェードの明度向上の実感
- 短期間(数日〜2週間)での結果実感
- 結婚式・撮影など特定イベント前の集中ケア
- 口元印象の改善・笑顔の自信
- 専門家の管理下での安全な施術
施術の流れ
初回はカウンセリングと口腔内検査を行い、虫歯・歯肉炎の有無を確認します。施術当日はクリーニング後、歯肉に保護剤を塗布し、エナメル質に高濃度過酸化水素ジェルを塗布。LED・レーザーを15〜30分照射する工程を1〜3回繰り返します。所要時間は60〜90分。1〜3回の通院で目標シェードに到達するパターンが一般的で、各回1〜2週間隔で実施します。
施術後のケアと効果実感の目安
施術後24〜48時間は色の濃い飲食物(コーヒー・赤ワイン・カレーなど)を控えるのが基本です。エナメル質が一時的に着色しやすい状態にあるため、再着色を防ぐためのライフスタイル調整が結果の安定に直結します。知覚過敏が出やすい時期なので、刺激の少ない歯磨剤や知覚過敏ケア用品の併用も検討します。
- 当日〜2日:知覚過敏、白斑(一時的な白いムラ)が出ることあり
- 1週間:色味が安定し白さを実感しやすい時期
- 1ヶ月:自然な仕上がりに馴染む
- 3〜6ヶ月:後戻りが始まる時期、メンテナンス検討
- 半年〜1年:再施術またはホームホワイトニングで維持
リスク・副作用
- 知覚過敏:施術中・施術後の冷温刺激でしみる
- 歯肉刺激:薬剤接触で軽い炎症が起こることあり
- 施術中の痛み:高濃度薬剤特有のピリピリ感
- 不均一な仕上がり:歯ごとの色差が際立つことがある
- 白斑(ホワイトスポット):エナメル質内のミネラル分布のムラで一時的に出現
- 後戻り:3〜6ヶ月で徐々に戻る
- 被せ物・詰め物の色不一致:自然歯のみ白くなるため目立つことがある
費用相場
1回あたり1〜5万円が目安で、薬剤と光照射機種で変動します。3回コースでパッケージ料金3〜10万円を設定するクリニックが一般的です。デュアルホワイトニングはオフィスとホームを組み合わせて5〜15万円程度になります。
料金にカウンセリング・口腔内検査・クリーニングが含まれるかを事前に確認しましょう。後戻り保証や定期メンテナンスプランがあるクリニックも多いため、長期コストで比較するのもおすすめです。
クリニック選びでは、使用する光源(LED・レーザー・プラズマアーク等)と薬剤の組み合わせがポイント。料金体系(1回vsコース)と知覚過敏ケアの方針も比較対象になります。
オフィスホワイトニングが向いている人・向いていない人
向いている人:短期間で結果を実感したい/結婚式や撮影の予定がある/自宅でのケア継続が苦手/専門家の管理下で施術を受けたい方。
向いていない人:知覚過敏が強い/妊娠中・授乳中/無カタラーゼ症(過酸化水素を分解できない遺伝性疾患)/生活歯ではなく失活歯が多い/18歳未満(推奨されないクリニックが多い)。
オフィスホワイトニングは即効性が魅力ですが、知覚過敏や後戻りのコントロールには医師の判断と継続的なケアが重要です。歯科医療の経験豊富な医師のもとで、ホームとの併用やメンテナンスプランも含めてカウンセリングで丁寧に相談したうえで判断してください。