バニーラインボトックス
(バニーラインボトックス)

Bunny Lines Botox

バニーラインボトックスは、笑ったときに鼻の付け根へ生じる横じわ(バニーライン)へボツリヌストキシンを少量注入し、しわの目立ちにくさを目指す注入治療です。表情グセによる動的なしわへのアプローチとして関心が高まっています。

バニーラインボトックスとは

バニーラインボトックスとは、笑ったり鼻にしわを寄せたりしたときに、鼻の付け根から鼻背にかけて生じる横向きの表情じわ「バニーライン」へ、ボツリヌストキシン製剤を少量注入する注入治療です。バニーラインはウサギが鼻をくしゃっとさせた様子に似ていることからこう呼ばれます。表情のクセによってできる動的なしわが対象で、ボトックスの応用的な施術として位置づけられます。気になる部分にピンポイントで働きかける手法として、近年関心を集めている施術のひとつです。

期待される効果

  • 笑ったときに目立ちやすい鼻の横じわが、和らいで見えやすくなることが期待されます
  • 表情をつくった際の鼻まわりの印象が、自然な雰囲気に整いやすくなります
  • しわ部分のメイクがよれにくくなり、化粧のりの良さを感じやすくなる場合があります
  • 他の表情じわ治療と組み合わせることで、顔全体の印象づくりに役立つことがあります

これらの効果は期待されるものであり、感じ方には個人差があります。しわの深さや筋肉の動き方によって、仕上がりは一人ひとり異なります。

施術の流れ

はじめに医師による診察を受け、しわの状態や表情の動きを確認しながら、注入部位と単位数を相談します。施術当日は洗顔やクレンジングでメイクを落とし、注入部位を消毒します。鼻の付け根付近の鼻筋へ、細い針でボツリヌストキシンを少量ずつ注入していきます。注入自体は数分程度で終わることが多く、痛みが心配な場合は冷却や麻酔クリームを用いる場合もあります。施術後は内出血の有無などを確認し、当日の過ごし方や注意点について説明を受けてから帰宅となります。

施術後のケアと効果実感の目安

施術当日は、注入部位を強くこすったり、長時間の入浴・激しい運動・飲酒など血行が促進される行為は控えめにしておくと安心です。注入後にうつ伏せで顔を強く押し付ける姿勢も、製剤がなじむまでは避けておくとよいでしょう。効果の実感には時間差があり、おおよその目安は次のとおりです。

  • 当日〜翌日:注入部位に軽い赤みや小さな内出血がみられることがあります
  • 2〜3日後:徐々に薬剤がなじみ、表情を動かしたときの変化を感じ始める方もいます
  • 1〜2週間後:効果が安定しやすく、しわの目立ちにくさを実感しやすい時期とされます

効果は永続するものではなく、おおむね3〜4か月程度で徐々に元の状態へ戻っていくとされます。状態を保ちたい場合は、医師と相談しながら定期的なメンテナンスを検討することになります。間隔や単位数は一人ひとり異なるため、自己判断ではなく経過を診てもらいながら調整していくことが大切です。

リスク・副作用

  • 注入時の刺激による内出血や、針あとの小さな赤みが生じることがあります
  • 注入部位の腫れやむくみ、軽い違和感が一時的にみられる場合があります
  • 左右の効き方に差が出て、表情に違和感を覚えることがあります
  • 薬剤が周囲の筋肉に広がることで、笑ったときの表情が不自然に感じられる場合があります
  • 頭痛や注入部位周辺の重だるさを感じることがあります
  • まれに、製剤の成分に対するアレルギー反応が起こる可能性があります

これらのリスクの程度や頻度には個人差があります。気になる症状が長引く場合や強く出た場合は、自己判断せず施術を受けたクリニックへ相談することをおすすめします。

費用相場

バニーラインボトックスの費用は、1回あたりおおよそ1〜3万円程度が一つの目安とされます。使用する製剤の種類や注入する単位数、クリニックの料金設定によって幅があります。眉間や目尻など他部位のボトックスと同時に行う場合は、セット料金が用意されていることもあります。

費用を比較する際の留意点として、表示価格に診察料や麻酔代、アフターケア費用が含まれているかを事前に確認しておくとよいでしょう。また、極端に安い料金のみで判断するのではなく、使用製剤の内容や医師の経験、再注入時の対応方針なども含めて総合的に検討することが大切です。効果は数か月で薄れていくため、維持には継続的な費用がかかる点も踏まえて考えておくと安心です。

向いている人・向いていない人

  • 向いている人:笑ったときの鼻の横じわが気になる方、メスを使わない手軽な施術を希望する方
  • 向いている人:表情のクセによる動的なしわをピンポイントで和らげたい方
  • 向いていない人:妊娠中・授乳中の方、神経や筋肉の疾患がある方
  • 向いていない人:過去にボツリヌストキシン製剤でアレルギーを起こしたことがある方

自分が施術に向いているかどうかは、肌や表情筋の状態、既往歴などによって異なります。バニーラインボトックスを検討する際は、カウンセリングで疑問や不安をしっかり伝え、経験豊富な医師とよく相談したうえで判断することをおすすめします。

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