メーラーファット除去
(バッカルファットジョキョ)
Buccal Fat Removal
頬下方の深部にある脂肪体(バッカルファット)を口腔内アプローチで切除し、頬の膨らみを取って小顔効果を狙う手術。米国・韓国セレブの間で流行したが、加齢でこける「ロスエイジング」も話題になっている。
メーラーファット除去とは
メーラーファット除去(Buccal Fat Extraction)は、頬下方の深部にある「バッカルファットパッド」を口腔内アプローチで切除する手術です。頬の膨らみを取って小顔効果・シャープな輪郭を狙います。
米国・韓国セレブの間で流行した施術で、日本でも一定の人気がありますが、近年は「過剰除去で加齢時に頬がこける」(ロスエイジング)という議論も広がっており、慎重な適応評価が必要です。
期待される効果
- 頬の膨らみの軽減
- シャープな輪郭の形成
- 小顔効果
- 横顔のすっきり感
- 口腔内切開で顔に傷が残らない
向いている顔のタイプ
- 丸顔・ぽっちゃり頬:頬下方に膨らみがある
- 頬下方が出ている:横顔の輪郭にメリハリ不足
- 下膨れ顔:耳下腺〜頬の輪郭
- 20〜30代の若年層:将来のこけに備える
- 痩せても頬は痩せない:脂肪体が大きい
- 慎重判断:細い顔・痩せ型は不向き
施術の流れ
初回はカウンセリングで適応評価。手術当日は局所麻酔または静脈麻酔下で30分〜1時間。口腔内(頬粘膜)から1〜2cm切開し、深部のバッカルファットを取り出して縫合。日帰り手術で当日帰宅可能です。
術後経過と効果実感
- 1〜2週間:腫れ・内出血
- 1ヶ月:腫れの消失
- 3ヶ月:自然な仕上がり
- 6ヶ月:完成形
- 長期:長期持続
リスク・副作用
- 顔面神経損傷:稀だが重大合併症
- 過剰除去で加齢時の頬こけ:将来の老け顔リスク
- 左右差:技術差で起こる
- 感染症:抗生剤で予防
- 修正困難:戻し(脂肪注入)が必要なケース
- 口腔内の違和感:縫合糸
- 耳下腺管損傷:稀
費用相場
両側で15〜30万円。シンプルな手術ですが、解剖学的知識と慎重な適応評価が必要です。クリニック選びでは形成外科または美容外科専門医の在籍と症例数を確認しましょう。
向いている人・慎重判断が必要な人
向いている人:明確な頬下方の膨らみがある/丸顔がコンプレックス/20〜30代で適度な脂肪量/長期的な小顔効果を希望する方。
慎重判断が必要な人:細い顔・痩せ型/40代以降で加齢の頬こけが心配/一度除去すると元に戻せない不可逆性を考慮すべき方は、HIFU・脂肪溶解注射での代替も検討します。
メーラーファット除去は不可逆性の高い手術で、「将来こけないか」の見極めが結果の満足度を決めます。形成外科または美容外科の経験豊富な医師のもとで適応評価と長期予測を相談したうえで判断することをおすすめします。